エジプト紀行 14日目-1 アベラエジプトの寝台車に乗って その3 翌朝編

振動が激しくて眠れない事もあった。揺れるというよりは、確実に線路が貧弱だから伝わる振動。ベッドもマッサージチェアならぬマッサージベッドといった振動がかなりあった。それで体がほぐれたかと言うと、そんな事は欠片もない。
6時頃には完全に目が覚めて、車内をうろついたり、『世界の車窓から』動画を撮ってみたりする。
ルームパートナーのおっちゃんは大いびきで爆睡中だ。

7時になり担当車掌がドアをたたく。あと10分で朝食というお知らせ。放送でない所がスマートと言うか高級感と言うか。ただおっちゃんは爆睡中で多少起こされたが目覚めていない。車掌が教えてくれたが、あと1時間でカイロ到着だとの事だ。たしか7時到着って言ってたような。
遅れているのかもしれないが、8時だと体は楽だ。カイロの地下鉄がラッシュアワーのような気もするのだが・・・
朝食を配るため、おっちゃんがたたき起こされた。殆ど問答無用状態。出された朝食は安宿の朝食と余り代わり映えしない。写真に撮って記録しておきたいと全く思わない内容。
パンしかないんだもの。同じパンではなくクロワッサンに食パンにアンパンの餡なしのパン。それとカステラだった。この食事もコーヒーを飲んだが、カップが小さくなっており、これで5ポンドはやだなぁと思っていたが、朝食のコーヒーはサービスだった。
朝食後、車窓を見ているとピラミッドがひとつ見えた。四角垂のものではなく2段か3段になっている物。そしてもう暫くすると屈折ピラミッドも2つ見え、その後別の小さなピラミッドが見えた。その後も2〜3見えた気がする。
車窓からピラミッドが見えるなんてとてもエキゾチック。

8時頃にカイロ到着と言われたが、ギザに着く前に車掌が回ってきたのは8時15分頃だった。
担当車掌いわく、ギザ駅のホームは短いから2号車より前に移動してくれとの事だった。その時おっちゃんと一緒にこの列車はギザ止まりか?ラムセスまで行かないのかと聞いてみた。
すると、ラムセスまで行くけど、不便だよと。こっちは二人ともギザよりラムセス駅の方が便利なんだよね。ギザで降りる必要が無くなり、最後まで乗り通す事にする。

8時20分頃ギザ到着。本当に乗っている車両はホーム上に無く、踏み切りのど真ん中に止まっていた。当然踏切はずーっと閉まりっぱなし。
踏み切り
箱根登山鉄道の風祭駅みたいな状態で、それが比較的大きい道のラッシュアワー帯に10分以上踏切が閉じているのだ。けっこう酷いなぁ。日本じゃ大問題になるような話だ。そして8時35分にギザを出発。ホームを見ると客は全て引き払っていた。

ギザ出発後に部屋の洗面台を使ってみたが、お湯がチョロチョロとしか出なかった・・・早い者勝ちだったのかもしれないが・・・

市街地を抜け列車は地下鉄と併走したりしつつ、ラムセス駅に向かう。ラムセス〜ギザ間は5分ほどと以前聞いたが、ギザを出て約10分後の8時45分にラムセス駅に到着した。駅名版にはCAIROとある。ラムセスの表示は無かった。
降りる時担当車掌と握手しおっちゃんと握手し、アベラエジプトの列車の旅はここカイロ・ラムセス駅で終わった。
おっちゃんは一人でタクシー乗り場へ向かい、自分はダウンタウンの安宿街へ向かう。
駅でちょっと聞いてみた。駅内の写真撮って良いかなと。当然駄目との返答だった。遠くから外観を撮るには問題ないとの事だ。


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